SDGs宣言までの道のり

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先日、SDGs宣言を発表いたしました!

SDGs宣言策定までにSDGs推進担当を中心としてどのように進めてきたか、書いていきたいと思います。

宣言は今期中の策定を目指して取り組んできました。

前期にはその準備として、ひょうご産業SDGs推進宣言事業、ひょうご女性活躍推進企業(ミモザ企業)への登録を行い、自社のSDGsに対する取り組み状況を確認していきました。

4月には中小企業診断士の山本利映様にSDGsの基礎を学ぶ研修を実施していただきました。

SDGsとは何かというところから、自社の業務だけでなく地域や業界まで視野を広げて考えました。

SDGsに対しての社員それぞれの考えを共有できたところが良かったと思います!

研修の様子

その後に山本様とSDGs担当で、研修でのアンケート結果の共有やSDGs宣言作成の流れなどについての打ち合わせを行いました。

研修実施前の時点では、SDGsへの理解度に差がありましたが、研修を通じて、「SDGsは日常生活をする上で大切だと思う」や「SDGsは中小企業にも大切だと思う」の項目が比較的高くなっていました。今後取り組みたいことについてもいくつかの意見があがりました。

今期からは、兵庫県の「ひょうご産業SDGs認証事業」の認証取得と宣言の策定を並行して進めてきました。

認証への申請を通じて自社の行いを洗い出すことで、既に取り組んでいること、十分にできていないことなどが明確になりました。

節電やゴミの分別など意識せずとも自然にできていることもあり、身近な小さなことでもSDGsに繋がっていると改めて感じました。

そして山本様と何度か打ち合わせを重ねながら、進捗報告と同時に現場からの意見を聞く機会を設けました。

作業に集中できる環境を整え、少しの工夫で作業効率を上げていくことができ、SDGsにも繋がっていくと確認できました。

10月の打ち合わせは、山本様に来社いただき、現場の推進担当も交えて行いました。

自社の取り組みをもう一度見直した上で、継続していきたいこと、今後取り組めそうなこと、特に力を入れて取り組みたいことなど、どの取り組みを宣言書に含めたいかを話し合いながら、「社内研修」や「後継者育成」の取り組みは「教育」として、「節電」や「太陽光発電」は「環境」として分類するというような作業を行いました。

また、それがSDGsの17のゴールのうちどれに当てはまるかという紐づけを行い、宣言書の大まかなイメージを作っていきました。

大まかな形が出来上がった後は文言やデザイン等の修正を行いました。社外の人にもしっかりと会社の取り組みや想いが伝わるように言葉を言い換え、17のアイコンの配置や文字の大きさなどを調整していきました。

宣言書の下の方には、これまでに認証した「ひょうご産業SDGs推進宣言企業」と「ひょうご女性活躍推進企業(ミモザ企業)」のマークを並べました。

何度か修正をして、完成したSDGs宣言がこちらです↓

サカモトメタル株式会社 SDGs宣言

社外への発表前には、推進担当から社内に向けて宣言書の内容についての報告を行い、全体で共有しました。

宣言策定までの業務を通じて、会社の現状を把握することで、数年後に実現したいことや未来に向けて行っていかなければならないことを考える機会になったと思います。

宣言書の形にしていくのは大変でしたが、無事に完成し良かったです!

策定にあたってサポートいただいた山本様、何度も打ち合わせのお時間をいただき誠にありがとうございました!

このSDGs宣言をスタートとして、経営理念である「リサイクルを通じ社会に貢献」のもと、リサイクル業として本来取り組むべきことに加え、少し意識すればできることを積み上げて持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

これまでのSDGs推進に関する様子はSNSで紹介しています。また、宣言に記載した取り組みも少しずつ紹介していきますのでぜひご覧ください!